事業内容
01
豊洲市場に入荷する水産物の情報を大卸様からお客様のニーズに応じてデータで毎日収集しつつ、市場外の取引先からも定期的に商談時を含めて、原料や製品の情報を頂いております。
商品調達はお客様のMDが前提ですので、お客様からの通常発注が基本ですが、お客様が別途必要な商材、ご発注に対して不足する場合の代替品をお客様になり代わって調達しています。所謂、問屋業です。
商品分類はお客様の実業関係で、水産物から冷凍品、調味料、資材関連まで幅広く取り扱っております。
02
受注はお客様毎に対応した受注環境の仕組みを自社で開発し、Web-EDI、メール、FAXなど全ての通信媒体が受け入れ可能な体制を整えています。
発注も同様でオンライン(FAX含む)・メールなど、様々な対応が可能です。
ここで蓄積されたデータは、お客様との日々状況確認の生産性向上、過去実績からの将来予想等、当社は勿論、お客様のMDにとっても効果的に活用できるものであり、今後もこの分野における進歩的な開発を進めることが顧客に対する満足度であり、当社の存在価値だと考えております。
03
豊洲市場に大卸様向けに入荷する商品は、当社の発注に応じて、当社のお客様毎の検品・出荷場所に集荷しております。また、市場外の商品はお客様指定出荷デポで集荷し、検品・出荷作業をしております。
在庫品(主に冷凍品)は当社グループ冷蔵庫であるホウスイを中心に、買付した在庫場所と以降の物流を加味した在庫ポジションで管理しております。
検品はお客様と取り決めた基準(荷物の到着時間、品質、規格、産地、価格)をベースに実施しながら、常にお客様との目合わせ・確認を可能な限りリアルタイムに進めることを約束事にしています。
また、各所轄官庁の法規に照らし、お客様や当社にとってリスクになる案件がある場合は、その警鏡を鳴らし、対応する事も重要な役割だと認識しております。
04
発注したデータを当社が開発した仕組みを通して、タブレットと仕分けラベル等の運用で可視化し、可能な限りペーパーレスで運用しています。また、現在、作業精度の改善と生産性向上の仕組み作りを進めており、作業品質も数値で解析し、打ち手が出来る環境を整えていきます。
また、お客様からの発注規格は約20Kgの大きなケース品から100gのパック品まで多岐に渡り、且つ、3温度帯(常温・冷蔵・冷凍)を取り扱っています。
特に温度管理は商品の品質と密接に関係するところであり、グループ各社や豊洲市場内の施設活用において安心・安全を確保しております。
05
配送は市場外の物流業者様と連携し、お客様のセンター若しくは店舗様へ納品しております。
エリアは関東圏を中心に西は名古屋まで、店舗数は約300です。配送時間が夜間から早朝中心になる為、各業者との緊密な連携をリアルタイムで取れる環境作りが重要であり、将来はITを活用した効率的な運行管理を目指す事で、お客様に対するサービスレベルが向上すると考えております。
06
お客様から頂く受注データと商品情報、お取引先様から頂く情報(データ)に当社の物流作業(検品)結果を加え、お客様のフォーマットに合わせたEDI決済、メール、専用伝票発行等に対応しています。
また、お客様と取引先様が直接決済ができない場合、決済を代行する業務も行っております。
お客様MDが前提である当社としては、お客様の欲しい商品を欲しいタイミングで供給する事は大切なミッションなので、商物一致・分離に関わらず、積極的に進めております。